本の結合子

本をつなぎ、新しく物語る

【告知】書評を書きました。(2/6)

ジョブ・ギャランティという、日本ではあまり耳慣れない雇用政策についての本です。しかしアメリカでは、ある世論調査で支持率7割以上という、状態のようです。

ジョブ・ギャランティのポテンシャルは凄い。例えば「最低時給を1,500円ちょっとにする」政策よりも、効果的に働く人の利益になる可能性が高いです。それがグリーン・ニューディールという環境政策の一部にもなる?加えて草の根民主主義にも貢献?地域コミュニティを再生?・・・え、どういうこと? 記事でその辺を説明しました。

パヴリーナ・R・チャーネバ 著『ジョブ・ギャランティの論拠 ――雇用保証はいかにして環境とコミュニティを再生し、つらい働き方を終わらせ、経済格差の是正を実現するのか』(2020年)/100点

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【告知】書評を書きました。(1/29)

最近評判の悪いメリトクラシー。ウールドリッジは歴史を辿ったうえで、メリトクラシー能力主義)を擁護します。私は哲学者マイケル・サンデルの『実力も運のうち』と比較しながらメリトクラシーを論じています。

エイドリアン・ウールドリッジ 著『才能の貴族 ―― いかにしてメリトクラシー(能力主義)は理不尽で古い社会を打倒し、現代世界を作り上げたか』(2021年)/70点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む

 

【告知】書評を書きました。

久々の更新ですが、未邦訳書専門の、新しいブログの宣伝になります…。

書評を書きました。よろしくお願いします。

『Cynical Theories: How Activist Scholarship Made Everything About Race, Gender, and Identity - and Why This Harms Everybody』という、とても面白い本についてです。残念なことに未邦訳。

 

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